以前タイロッド調整
(サイドスリップ調整)について記事にしました。
この時は、
左右の狂いもなく上手く調整できました。
ステアリング(ハンドル)を純正流用にて交換した際に、
若干センターズレが生じていた為
再度調整することにしました。
以前と同じ、
前輪のタイロッドエンドのロックナットを、
KTCのロックナット専用レンチを使用して、
タイロッドエンドロックナットを緩めました。
以前に緩めてあるので、
固着もなく簡単に緩みました。
本当に、
上記KTCタイロッドロックナットは使えます!!
しかし、
ある意味、
勘でサイドスリップ調整(トーイン・トーアウト)が、
簡単に可能ということに落とし穴が…。
(w_-; ウゥ・・
しばらくは、
若干のセンターズレだった為、
そのまま乗っていました。
気になりだすと直したい病(弄りたい)にかられてしまいました。
最初の1回は、
センター位置も修正でき真っ直ぐに進むように、
上手く調整できました。
若干小径のステアリング(ハンドル)にした為、
少しハンドルが重く感じるます。
そこで、
少しだけトーアウト気味にしようと…。
今回も、
最初の1回目にてうまくいきました。
ですが、
欲をかいてもう少しトーアウト気味に…。
と再度調整した所、
ステアリング位置も左にズレてしまい、
左方向に徐々に曲がっていくように…。
そして、
もう一度もう一度と何回も調整しだして4時間弱…。
よくある缶ジュースを用いて、
メジャーにて前輪のタイヤ幅前後を測定したりしての調整に…。
しかし、
既にこの時点で、
何度もかかんだりしたお陰で、
肩やら背中やら腰に悲鳴が…。
(‥;)
ある程度真っ直ぐ走る状態になった所で、
諦めてもうディーラーで測定器(検査機)を使って、
ちゃんと元に戻して調整し直さないと、
簡易的な方法や勘では無理だと判断しました。
タイロッドは、
足回りで走行にはとても大事な部分でもあります。
- トーアウト過ぎても、
- トーイン過ぎても、
最悪時は、
脱輪してしまったりする危険が生じてしまいます。
個人で調整する範囲は、
60度程度くらいに留めておきましょう。
でないと、
もし何かあった時は多大な迷惑をかけてしまうことになります。
また、
サイドスリップ調整が範囲外だと車検にも通りません。
参考)
車検での基準範囲は、
トーイン・トーアウト5ミリ以内です。
(民間車検場では整備不良を出さない為により厳しく3ミリ以内)
車の整備を行っても良い整備工場には2種類あります。
- 指定工場
- 認証(認定)工場
です。
両者とも、
車検など車の整備を行っても良いと、
国から認められている工場ということになります。
また詳しく言うと、
指定工場は、
別名民間車検場とも言われます。
この民間車検場は、
陸運局の検査ラインと同じものを保有しており、
陸運局に行かなくても、
その工場にて車検を行うことの出来る工場のことです。
いわゆるディーラーが最もメジャーです。
認証(認定)工場は、
車の整備を行っても良いが、
陸運局と同じ検査ラインを保有せず、
整備後、
陸運局にて検査ラインを通して検査(車検)完了をさせる工場です。
上記は、
個人情報を入力しなくても、
愛車の買取価格がわかります。
まとめ
サイドスリップ調整、トーイン・トーアウト調整は、
測定器(検査機)などがない際には、
やるなら60度~100度程度の範囲内で調整しましょう。
また、
それ以上必要のようであれば、
素直に測定器(検査機)のある民間車検場(指定工場)で、
行ってもらいましょう。
もしくは、
ユーザー車検などの際に陸運局近くにある
予備検査場(テスター屋さん)にて、
行ってもらいましょう。