どこのメーカーのエンジンスターターでも、
取り付けると殆どの車種で純正のキーレスでのロック・アンロックができなくなります。
そこで、
ロック・アンロックのメーカーオプションハーネスを使用しなくても、
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簡単な配線のみでドアのロック・アンロックを使用できるようにする方法です。
カーメイトとユピテル2社の製品についてJZX110系についての配線です。
他に有名なのが多重通信制御の車でなければ、
ただ単にレシーバーのIGの配線を切断するだけで、
どのような状態でもドアのロック・アンロックが行えるようになります。
しかし、
JZX110系の様な多重通信の車ではそう簡単ではありません。
ですが方法はあります。
カーメイトとユピテルの2社では配線(色)が多少異なりますが、
やっていることは同じ内容になります。
JZX110系のドアのロック・アンロック線は、
運転席側のドア内張りを外した際に見える、
パワーウィンドウコントローラに接続されている20Pコネクタの中の配線にあります。
参考)
その他カーメイトHPの車種別適合表と配線図
≫車種別適合情報 - 株式会社カーメイト-
車両側の配線色は、
- ロック線は、青/黒。
- アンロック線は、青/白。
です。
この2つの配線をエンジンスターター本体から出ている配線に接続するのですが、
ユピテルとカーメイトでは接続する配線色が異なります。
エンジンスターター本体のどこの配線に接続するかですが、
オプションにてキーレスのハーネスを接続するコネクタ配線です。
以下画像のようなところです。
メイン本体から出ているドアロック・アンロックの
オプションハーネスを接続する配線です。
キーレス専用のアダプタハーネスもありますが何千円もかけて購入しなくても、
エーモンの0.5sqの70㎝くらいの配線2つと、
エレクトロタップ4個のみでできます。
ドアの内張りを外すのが大変だと思われる方もいるかと思いますが、
多くの車種に於いて、
ドアの内張りパネルは数個のネジとプラスチックのいくつかのツメで留まっているだけです。
外してしまえば後はドア内部の純正配線が多くありますが、
それらが束ねられて車両本体側へゴムブーツ内を通って防水され車内へ引き込まれています。
それを利用して一緒に2本の配線を車内へ引きこみます。
その後、
上記画像(20Pコネクタ)のロック・アンロック線(青/黒・青/白)に接続します。
※ロックとアンロックの配線接続を間違うと、
正常作動しないので間違わないようにしてください。
その後エンジンスターター本体側の配線ですが、
『カーメイトの場合の配線』
- 青/黒→緑
- 青/白→青
『ユピテルの場合の配線』
- 青/黒→青
- 青/白→黄
に接続します。
これだけで、
リモコンにてロック・アンロック操作が可能になります。
技術的な詳細は以下参照URLを読んでみてください。
≫スターターについての独り言
≫マーク2
以上簡単ですが、
エンジンスターターを取り付けて純正キーレスが効かなくなってしまった場合、
リモコンによるドアのロック・アンロックができるようにする方法でした。
注)DIYなので自己責任になります。
当サイトではいかなる問題が起こっても責任は負わないこととします。
※わからない方は専門の業者にて施工してもらってください。