まずはRECSとはですが、
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RECS:Rapid Engine Cleaning Systemの略です。
(2010年7月頃発売だったと思います。)
エンジンの吸気系・燃焼室の急速洗浄液です。
洗浄液が入っている缶です。
この中の液体を、
車のエンジン内に負圧(陰圧)の配管を用いて入れていきます。
車種によって負圧(陰圧)配管の場所が異なるので注意しましょう。
JZX110系(ターボ車)はスロットルバルブの向かって右下の2本の手前のホースを抜いて、
そこからRECSの洗浄液をエンジン内に入れていきます。
こんな感じになります。
人間で言う点滴みたいですねσ(^_^)..。
エンジンの排気量に合わせて液体の入れ込む量が決まってきます。
例えば、
- 1300cc⇒130cc
- 1500cc⇒150cc
- 2000cc⇒200cc
- 2500cc⇒250cc
- 3000cc⇒300cc
という様にエンジン排気量の1/10の量になります。
これを本当に点滴のようにエンジン内に吸い込ませて、
全部吸い込み終わったらエンジンを一旦止めます。
再度エンジンをかけてアクセルを軽く踏み込みます。
それだけで既にマフラーから白い煙が出てきます。
エンジン内の汚れ具合に比例した白煙の量が出てきます。
概ね初めて施工した場合はかなりの白煙を吐くし異様な臭いがします。
白煙が出なくなるまでアクセルを踏み込んだりしてレーシングします。
出なくなったら洗浄完了です。
その後はすぐに普通に乗れます。
(程度によってしばらく臭ったりします)
具体的にどこを洗浄するかですが、
- 吸気バルブ
- ピストン
- 燃焼室
です。
これらに着いていたカーボン・ワニス・スラッジなどを、
RECS洗浄液とエンジンの熱によって化学反応を起こし白煙として排出されます。
効果としては、
- 燃費改善
- 有害排気ガスの低減(排出ガスのクリーン化)
- エンジン音が静かになる
- 吸気効率の向上
- 燃焼効率の向上
- 動力性能の向上
が、
ザッと挙げられます。
車のケミカル系商品はなかなか体感できないものが多いですが、
このWAKO’SのRECSは過走行車であればある程体感できます。
新車でも2万キロくらい走行後ですと車種にもよりますが、
かなりの白煙を吐き出します。
以下ワコーズRECSを施工後の白煙の動画です。
写真を載せようかと思いましたが、
動画の方がより分かりやすいと思います。
こんな感じで白煙が出てきます。
本当にRECS施工後は車が軽くなりました。
私は過去に違う車種で3台施工したことがありますが、
一番体感できたのはホンダ車でした。
※ただ、かなりの過走行車でしたけれど…。