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放射性物質半減期問題は?ベクレル(Bq)とシーベルト(Sv)違い

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この記事は2014年7月11日の1年以上前に書かれたものです。現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。

記事内に広告が含まれています。

東日本大震災の、

月命日である11日に改めて、
放射能に関して記載しておきたいと思います。

なお、

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この記事は私が別のブログサービスで以前に投稿したものです。

(2011年3月26日)


ここの所(東北太平洋沖大地震(津波)による原発事故以降)、
注釈)
原発に関する場合、事故と表現するのはIAEA国際基準でレベル5以上、それ以下は事象と表現。

上記により、

放射線量や放射能(放射線を出す能力≒放射性物質)が多くとりだたされています。

ex)
シーベルト(Sv),ベクレル(Bq) (その他グレイ(Gy))

まず、
簡単に定義として(おおまかとして考えてください)、

  • シーベルト(Sv)は、
  • 人体に放射線が及ぼす影響値。

  • ベクレル(Bq)は、
  • その物質(放射性物質(大義でヨウ素131等が付着したもの)が、
    放射線を出す度合いの値(1秒間能力値)。

という事を前提として、

簡単に以下にベクレル(Bq)からシーベルト(Sv)への

単位変換方法を記載します。

ex)
ホウレンソウに於いて、
2000ベクレル(Bq/㎏)として

放射性ヨウ素131の場合。

2000(Bq/㎏)×2.2e-8(Sv/Bq)=0.000044(Sv)=0.044(mSv)

(∴1日に2000ベクレル(Bq)のホウレンソウを1kg摂取したとしての値。)

※経口摂取時の実行線量係数:2.2e-8
 (摂取方法;(経口or吸入)、
及び元素(ヨウ素131、ヨウ素133、セシウム134など)によって係数は異なります。)

補足):補助単位

  • m(ミリ)=10^-3:(1000分の1)
  • μ(マイクロ)=10^-6:(1000000分の1)
  • η(ナノ)=10^-9:(1000000000分の1)
  • р(ピコ)=10^-12:(1000000000000分の1)

なお、
上記計算は、
簡単に考えるに当たってのおおまかな計算式(方法もしくは考え方)であって、
厳密には異なります。
(が、おおよその目安として考えてよいと思われます。)

一応、
厳密には以下。

計算式
実効線量 = 放射能濃度(Bq/kg) × 実効線量係数(Sv/Bq) × 摂取量(kg/日) × 摂取日数(日) × 市場希釈係数 × 調理等による減少補正

なので、
実質数値は多少異なります。

なお、
間違いがありましたら申し訳ありません。_(._.)_

多少なりとも参考になれたなら幸いです。

原発事故後は、

放射能問題が多く取り上げられていました。

現在でも、
危険な放射能現場において従事されている方もいらっしゃいます。

しかし、

街レベルでの放射線数値は、
以前ほど敏感に取り上げられているようには感じません。

放射能(放射線物質)半減期は、
元素によって異なりますがヨウ素以外は基本的に年単位です。

何十年というものが多いです。

もしくは、
何万年などもあります。

さらには、
何億年という元素もあります。
(以下参照)

以下代表的な放射線物質の半減期です。

物理的半減期と生物学的半減期及び実効半減期

その他にも、

以下元素のように何億年単位のものもあります。

(物理的半減期のみ記載)

  • ウラン235  7億年 
  • ウラン238  45億年 

引用元URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8A%E6%B8%9B%E6%9C%9F

半減期とは、

その名のごとく半分に減衰?する期間のことであって、
無害になる期間ではありません。

総括

東日本大震災・原発事故から、
3年4ヶ月が経過しました。
ですが、
まだまだ原発自体の1号機に関しては、
炉内の確認すら出来ていな状況です。
そして、
汚染水の漏れなどケアレスミスによるインシデントではなく、
アクシデントが起こっています。
放射線内での過酷な作業ということと、
被曝量が制限されている中で人の入れ替えもあるのだと思います。
でも、
汚染水の漏れや人体や自然生態系に影響を及ぼす物質に関しては、
重々注意をして確認をしてなんとか廃炉まで、
悪影響の無いように従事者のみならず国民・人類としても願うところです。
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