東日本大震災の、
月命日である11日に改めて、
放射能に関して記載しておきたいと思います。
なお、
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この記事は私が別のブログサービスで以前に投稿したものです。
(2011年3月26日)
ここの所(東北太平洋沖大地震(津波)による原発事故以降)、
注釈)
原発に関する場合、事故と表現するのはIAEA国際基準でレベル5以上、それ以下は事象と表現。
上記により、
放射線量や放射能(放射線を出す能力≒放射性物質)が多くとりだたされています。
ex)
シーベルト(Sv),ベクレル(Bq) (その他グレイ(Gy))
まず、
簡単に定義として(おおまかとして考えてください)、
- シーベルト(Sv)は、
- ベクレル(Bq)は、
人体に放射線が及ぼす影響値。
その物質(放射性物質(大義でヨウ素131等が付着したもの)が、
放射線を出す度合いの値(1秒間能力値)。
という事を前提として、
簡単に以下にベクレル(Bq)からシーベルト(Sv)への
単位変換方法を記載します。
ex)
ホウレンソウに於いて、
2000ベクレル(Bq/㎏)として
放射性ヨウ素131の場合。
2000(Bq/㎏)×2.2e-8(Sv/Bq)=0.000044(Sv)=0.044(mSv)
(∴1日に2000ベクレル(Bq)のホウレンソウを1kg摂取したとしての値。)
※経口摂取時の実行線量係数:2.2e-8
(摂取方法;(経口or吸入)、
及び元素(ヨウ素131、ヨウ素133、セシウム134など)によって係数は異なります。)
補足):補助単位
- m(ミリ)=10^-3:(1000分の1)
- μ(マイクロ)=10^-6:(1000000分の1)
- η(ナノ)=10^-9:(1000000000分の1)
- р(ピコ)=10^-12:(1000000000000分の1)
なお、
上記計算は、
簡単に考えるに当たってのおおまかな計算式(方法もしくは考え方)であって、
厳密には異なります。
(が、おおよその目安として考えてよいと思われます。)
一応、
厳密には以下。
計算式
実効線量 = 放射能濃度(Bq/kg) × 実効線量係数(Sv/Bq) × 摂取量(kg/日) × 摂取日数(日) × 市場希釈係数 × 調理等による減少補正
なので、
実質数値は多少異なります。
なお、
間違いがありましたら申し訳ありません。_(._.)_
多少なりとも参考になれたなら幸いです。
原発事故後は、
放射能問題が多く取り上げられていました。
現在でも、
危険な放射能現場において従事されている方もいらっしゃいます。
しかし、
街レベルでの放射線数値は、
以前ほど敏感に取り上げられているようには感じません。
放射能(放射線物質)半減期は、
元素によって異なりますがヨウ素以外は基本的に年単位です。
何十年というものが多いです。
もしくは、
何万年などもあります。
さらには、
何億年という元素もあります。
(以下参照)
以下代表的な放射線物質の半減期です。
その他にも、
以下元素のように何億年単位のものもあります。
(物理的半減期のみ記載)
- ウラン235 7億年
- ウラン238 45億年
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