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ブレーキペダルの高さ調整・ストローク調整方法

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2023.04.09
2023.04.06
2023.04.03
2023.03.19
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この記事は2014年8月4日の1年以上前に書かれたものです。現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。

記事内に広告が含まれています。

車によっては、

  • 自分の姿勢や身長、
  • シートをRECAROなど社外シートに交換


などによって、

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ブレーキペダルの位置がフィットしないことがままあり得ます。

電動レカロ(RECARO)シート電源を純正電動シート電源から取る方法

そのような時には、
ブレーキペダルのストローク調整をしてみると良いと思います。

車種やメーカーによって若干異なりますが、
基本構造はほぼ同じです。

ブレーキの遊び調整なども可能ですが、
あまりオススメはしません。

今回は、

ブレーキペダルのストローク調整方法です。

まず場所ですが、
場所は、
以下ブレーキペダルの裏側とストップランプスイッチの2箇所です。

ブレーキペダルの裏側

このブッシュの方側に、
ナットで締め付けて固定してあるのでナットを緩めます。

次に、
ストップランプスイッチ部分です。
(上記ブレーキペダルの裏側画像の右上辺りに多くの場合あります。)

上部にブルーのストップランプスイッチが見えると思います。

こちらも、
その下部に、
やはりナットで固定されています。

このナットを緩めます。

そして、
上部分がコネクタになっているので、
ナットを緩めるとくるくる回せるようになってしまいます。

すると、
コネクタも一緒に回ってしまうので、
まずはコネクタを外してから作業します。

基本的な構造図ですが以下のようになっています。

はじめの画像の裏側のナットを緩めて。
ブレーキペダルのみの、
ストローク調整をするだけではブレーキランプが、
点きっ放しになってしまったり、
あるいは、
点かなくなってしまいます。

よって、
2枚目の画像の、
ストップランプスイッチも調整をする必要があります。

参考)
ストップランプスイッチ

基本的な数値ですが、

フロアパネル上面からペダルまでの距離。

「基準値」 = 「136.5~146.5mm」(トヨタ)
「基準値」 = 「129.3~139.3mm」(ヴィッツの場合)
(車種、メーカーによって若干異なります)

具体的な手順(方法)

1. ストップランプスイッチのコネクタを切り離し、ナット(1)を緩めて、
   スイッチを回してペダルを遊ばせます。

2. ナット(2)をゆるめ、プッシュロッド(3)を回してペダル高さを調整します。
   基準値 129.3~139.3mm (フロアパネル上面から)

3. ナット(2)を締め付けます。
   (参考)基準値 T=26.0Nm {260kgfcm}

4. ブレーキペダルを5~10mm押し込み、保持します。

5. ストップランプスイッチを回し、
   ストップランプが消灯する位置でナット(1)を締め付けます。
   (参考)基準値 T=26.0Nm {260kgfcm}

6. ストップランプスイッチのコネクタを接続し、
   ブレーキペダルを5~10mm押し込んだ時に
   ストップランプが点灯することを確認します。

※ナット()の数字は基本的な構造図の数字です。

補足(重要)


作業前に元々の高さを、
(プッシュロッド及びストップランプスイッチ)
確認しておいた方が良いです。

ex)
具体的には、

  • 印を付ける
  • ネジ山の数を数えておく

最初の位置をマークしておくことで、
何かあった時に元に戻せます。

最後に、

具体的方法の6のブレーキランプの点灯確認をしないと、
遊びの範囲でブレーキペダルが点灯してしまったりする場合があります。

なので、
走行中後続車に、
「ブレーキ踏んだまま運転してるの?」と思われたり…。

駐車中などに、
勝手にブレーキランプが点灯しっ放しになったりして、
バッテリ上がりになってしまう場合があります。

ブレーキペダルの踏み込んだ際の残り代点検
   基準値 48mm以上 (踏力294Nm {30kgf時})

これをしない場合最悪、

※踏み代が不足しフルロックブレーキが出来なくなります。

とずらずらと書きましたが、
一番最後の、
フルロックブレーキができないのが一番危険です。

一応基準値など記載しましたが、
概ね最初の画像2枚のナットに関する部分で調整することが可能です。

お決まりですが、
こういうDIYは自己責任です。

※備忘録として記事にしました。

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