2月中旬に、
ギニアで謎の病気とされていたものが、
エボラ出血熱の感染が報告されています。
感染者(発症者)は、
80人でその内亡くなった方は51人と極めて高い致死率です。
また、
CNN)最新情報によると、
西アフリカ・ギニアの保健当局は30日までに、
同国でエボラ出血熱による死者が少なくとも70人に達したと発表されています。
≫CNN.co.jp : ギニアのエボラ出血熱、死者70人に 拡大の懸念も
エボラ出血熱が有名になったのは90年代の、
『アウトブレイク』という映画からかと思われます。
その他にも、
日本における映画でも、
『感染列島』などが有名です。
そもそも、
エボラ出血熱が確認報告されたのは、
国立感染症研究所によると、
1976年に、
アフリカ・スーダンとザイール(現コンゴ民主共和国)で、
初めて感染が報告されたとしています。
出典:Wikipedia |
症状としては、
潜伏期間は通常7日程度。
発病は突発的で、
発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、食欲不振などから、
嘔吐、下痢、腹痛などを呈する。
進行すると、
口腔、歯肉、結膜、鼻腔、皮膚、消化管など全身に出血、吐血、下血がみられ、
死亡する。
致死率は50 - 89%と非常に高く、
死亡者の殆どに消化管出血が見られる。
エボラ出血熱ウイルスに対するワクチン、
ならびに、
エボラ出血熱感染症に対して有効かつ直接的な治療法は確立されていない。
(Wikipediaより引用)
※あくまで対症療法となっています。
以前に、
最先端医療・最新医療・現代医療とは?
という投稿をさせて頂いています。
≫最新医療って…。現代医療って…。潰瘍性大腸炎orクローン病疑いって…難病って…特発性って…
その他にも、
各メディアにても多く取り上げられています。
≫西アフリカでエボラ出血熱大流行か ワクチンなし、致死率最高で90%の恐怖 : J-CASTニュース
外務省海外安全ホームページにも掲載されています。
≫海外安全ホームページ: スポット情報
今のところ、
日本においては感染報告はありませんが、
国際社会が当たり前になっている現在においては、
対岸の火事ではありません。
感染経路も、
空気感染(飛沫感染)はないと言われていますが、
発症者(感染者)の体液(血液・排泄物・粘液・分泌物)などに触れなければ、
基本的に感染はしない。
とされていますが、
ウイルスは変異のスピードも比較的早いし、
あくまで基本的に感染しない。
とされているだけです。
不要な渡航は、
今のところ避けるべきと言えるのではないでしょうか。