Fast Copyは、
大きなファイルサイズのものをコピーしたり移動したりする際に、
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WindowsGUIでの移動やコピー速度よりも高速化するフリーソフトです。
ファイルパスが長すぎるとコピーができなかったり削除すらもできなくなってしまいます。
通常WindowsNT系においての最大ファイルパス数は256文字です。
それを越えたディレクトリのファイルもコピーと削除が行えます。
ダウンロード先は以下作者サイトからダウンロード可能です。
≫FastCopy
ダウンロードファイルには32ビット版と62ビット版がそれぞれありますので、
各々にあった方をダウンロードして使いましょう。
ダウンロード後展開ファイル内です。
と上記画像のように.exe(実行)ファイルが2つ入っています。
1つは、『Fast Copy.exe』
もう1つは、『setup.exe』の2つです。
- setup.exeはインストールをして使う方用で
- Fast Copy.exeはインストール不要の実行ファイルです。
例によって私はインストールするのはあまり好きではないので、
インストール不要の実行ファイルで起動してみました。
起動画像がこちら。
Sourceで出力元を選択して、
DestDirに出力先の指定します。
コピー方法はデフォルトでは「差分(サイズ・日付)」となっています。
その他に、
- 「差分(上書きなし)」:同ファイル名がある場合はコピーしない。
- 「差分(最新日付)」:同ファイル名がある場合は、日付が新しい場合のみコピーする。
- 「コピー(全上書き)」:すべて上書きコピーする。
- 「同期(サイズ・日付」:同ファイル名がある場合サイズもしくは日付が違う場合のみコピー。
- 「移動(全上書き)」:上書きコピーした後にコピー元を削除する。
- 「全削除」:指定したファイル及びディレクトリをすべて削除する。
- 「差分(サイズ・日付)」:同ファイル名がある場合サイズか日付が違う場合のみコピー。
⇒そして元になくてコピー先にある場合はコピー先を削除して同期させます。(ミラーリング)
その他、
「リストアップ」押下によって、
追加されるファイル名はファイル名の前に「+」マークが付いています。
逆に削除されるファイル名の前には「-」マークが付いています。
(今回の私の場合はありません。)
「top」押下にてFast Copyが常に一番手前に表示されます。
インストール版ではシェル拡張機能として以下のように設定すると、
右クリックにFast Copyが追加できます。
この画面の右上の「拡張実行」を押下すると、
以下のように右クリックメニューに追加されます。
この機能を取り消す場合は、
「シェル拡張設定」から「拡張取消」をクリック後「閉じる」押下します。
前述したように、
「削除」も「FastCopy」を使うと、
Windows(ウィンドウズ)標準(GUI)で削除できなかったファイルが削除できます。
※注意
「拡張実行」すると、
「FastCopy」本体の実行ファイルの保存先フォルダーを移動出来なくなるので、
各々で後から移動させなくてもいい場所に移動してから、
「拡張実行」を実行して下さい。
ex)「Program Files」フォルダ内など。
他にもおおくの機能があるようです。
コマンドにての実行やそのコマンドラインをバッチファイルとしても実行可能のようです。
≫高速コピーツール「FastCopy」はホントに早かった!ファイルサーバー移行テスト
コマンド系は詳しくは分かりませんので、
本家サイトか上記サイトなどを参考にしてください。
xcopyやrobocopyなどがあまりよく分からない方などに良いのではないでしょうか。
あくまでGUIに於いては最速かと思われます。
その他にも、
バンバックアップなどrobocopyのGUI版のような高機能フリーソフトもあるので、
また機会がありましたら紹介したいと思います。
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