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次世代OS Windows Vistaを入れてみよう!!

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2023.03.19
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この記事は2007年3月9日の1年以上前に書かれたものです。現在は状況が異なる可能性がありますのでご注意ください。

記事内に広告が含まれています。

Vista_検証

■Windows Vistaをインストールしてみよう!
待望の次世代OS、Windows Vistaが遂に発売されました。

WindowsXPに比べ、セキュリティやマルチメディア、検索機能が大幅に強化され、

エアロという新たな3Dインターフェイスを搭載し、外観やデザインなどが非常にグラフィカルなものとなっております。

…がしかしこのVista、非常に魅力的なOSなのですが最新OSだけあり、必要とされるパソコンのスペックも非常に高いものとなっているんです。
特に、注目ののエアロ機能については最新のグラフィック機能が搭載されたマシンが必要で、動作自体にもかなりのマシンパワーが必要とされているようです。

Vistaといえばエアロ!のような風潮もありますが、ここはまず冷静にOSって本来はどういうもの?と思いませんか。

綺麗な3Dウィンドゥも良いとは思うのですが、昨今のコンピュータウィルスや、使用目的の多様化の中、ユーザーが安心してより分かりやすく快適に操作ができるようにするもの…それが大切なんだと思いません?

そこで!!
今回はWindows Vistaを入手することにより、
中古パソコンでどこまでVistaが動くのかをテストしてみました!

では、注目の結果をどうぞ!!

■Windows Vistaインストール編
お金を出せばいくらでも良いマシンはありますよね?
今回はもっと身近で、価格的にも魅力的な機種でどこまでいけるかという
コンセプトの元、下記の機種をご用意してみました!



東芝のDynabook Satellite1850SA106P/4、質実剛健なギガスペックノートなんです。
東芝のこのデザインのモデルは以前から人気あるんですよねー。
では、早速レビュー開始ですっ!
①まずはWindows Vistaを用意しましょう。
そうなんですよね。まずはWindows Vistaを手に入れなければいけませんよね。
ちなみに一般ユーザーさんがお店で入手できるパッケージ版のVistaってすっごく高い
んですよ?今回使用するVista Home Basicで2万7000円~(オープン価格)くらいするんです。
それにね、パッケージ版ってDVD-ROM版しかないんですよ?
DVD-ROMドライブついてない機種はインストールさえできないんですよ…。
しかーしっ!ここであきらめない
パソコン等とセット販売を前提としたOEM版っていうもの
があるんですよ。
これがまた非常にリーズナブルな価格なんです。
だからパソコンとセットでご購入頂く
Vistaモデルだけの特典でもあるんですよね。



これがそのOEM版Windows Vista Home Basicだったりします。
ちなみにHome Basicというのは、簡単に言うとエアロ機能が省略された一番シンプルなVista。
基本的なVistaの機能はそのままに、エアロが不要な方には価格的にも非常に魅力なのです。
でもね、DVD-ROMだったら同じでしょーって?
いやいや。なんとOEM版Vistaには、CD-ROM版もあるんですよ!
Vista_CD

ジャーン!(古っ)
これがそのCD-ROM版です。何と4枚組!OSだけで4枚!!
WindowsXPがCD-ROM 1枚だった事を考えるとその凄さがわかります。
中古パソコンはまだまだCD-ROMドライブモデルが多いので、性能が良いのにドライブ
だけの問題でVISTAが入れれないなんて悲しいですよね。
でも、大丈夫。そういったマシンでもVistaが動くのであれば、どんどんVistaモデルにしていきます!
では、早速これを使ってインストールしてみましょう。
②Windows Vistaのインストールを始めよう。
VistaCD_setup

Vistaを入れるにはCDから起動させる必要があるので、1枚目のCDを入れてパソコン
を起動させます。
Vista_setup

しばらくすると、専用のインストール画面が起動してきます。
お。さすがに最新だけあってとても綺麗なデザインですね。なんだかワクワクします。
Vista_memori

と、ここでハプニング!
「メモリが256MBですが、インストールには512MBが必要です。」…と中断。
メモリを512MBにするのを忘れていました。
Vistaがメモリ512MB必須というのは本当だったんですね。この段階で止まるとは。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
…メモリを512MBに増設っと。メモリは底面にあるので簡単に取り付け完了!
さぁ、気を取り直して、再チャレンジです!
Vista_file_コピー

簡単な入力と設定作業の後、いよいよファイルのコピーが始まります。
Vista_自動

CD-ROMは4枚組なので、画面の指示に従って順々に入れ替えていきます。
途中の作業は全てWindowsが勝手に行いますので、こちらは待つだけでOK。
Vista ありがとうございます

さすがに容量も大きいせいか、約1時間程度のインストールとなります。
この画面まできたら、後はVistaを起動させるだけです!
ついに待望のVistaが…
■Windows Vista セットアップ編
ようやくVistaのインストールも完了しました。
いよいよ、初回起動です!
Vista_boot

真っ黒な画面に、突如Windowsのロゴマークが現れ、かっこいいサウンドと共にキラリン[emoji:e-420]
とロゴが輝く、新オープニングでのお迎えです。
やっぱり新しいって良いですね。なんだかそれだけで嬉しくなりますよね!
Vista ようこそ

ついにデスクトップ画面が登場!
ブラックを基調としたタスクバーに見とれつつ、エアロではないものの外観は同じ新デザインのウィンドゥが印象的です。
画面にはウェルカムセンターという、初めての方のための導入画面も出ていて、新しいOSをアピールしている感じです。
…が、あれ。なんだか画面小さいね。液晶画面いっぱいに表示されてないですね。
disp_driver

さすがVistaというべきか、その他のデバイスドライバは入っている模様ですが、画面表示用のグラフィックドライバはインストールできていなかったようです。
Vistaはまだ出たばかりのOSなので各メーカーもVista対応ドライバの公開に苦労しているようです。中には、最近のデバイスなのにメーカーがドライバを開発しないものも
あるようで、相変わらずパソコン事情というのは奥の深いものがあるようですね。
今回はそういった事でXP用ドライバが通用するかどうか実験。
搭載されているグラフィックアダプタは分かっているので、ドライバソフトを入手してきました。
draiver更新

ちょっとコツがいりますが、ドライバも無事インストール。
XP用ドライバも意外に流用できるみたいです。
Vista起動

画面も大きく表示されるようになり、これでようやくVistaの準備ができました!
案外すんなりと完了しちゃいましたが、これもマイクロソフトの長年の実績によるもの
なのかもしれません。
全体的な動作としては、状況によりやや動作が重いかなーという感じ。
冒頭でもお話しましたように、VistaだからといってマルチメディアをMAXに利用しなけ
ればいけないという訳ではありません。安全かつ多様な用途に活用するための手段
としてVistaを利用するという点では、これでもある意味十分かもしれません。
ただ、より快適に動かしたい!という方は、もう少しCPUパワーとメモリを搭載している
マシンの方が良いかもしれませんね。
とにかく、これでVistaの導入は完了したわけですが、まだ出たばかりという事もあり、
たくさんの新機能も満載しているので、ここから先はユーザーの皆さんが個々に楽し
んで頂ければと思います。
動作に関しては、やはり最低でもCPUは1GHzオーバー、メモリは512~768MBクラス
のものが必要だと思います。どうしてもエアロが使いたい、表示してみたいという方は
強力なグラフィック機能が搭載された最新機種が必要になってくるでしょうね。
#ご参考までに、下図がVista Home Basicにおいてインストール直後の状態となります。
Vistaインスト直後

OSだけでHDDを約6~7GB占有します。
メモリは300MB前後使用している模様ですので、これからアンチウィルスソフト等を
利用するということになれば、やはり512MBでもきついかもしれませんね。
■Windows Vista オマケ
以上、短いながら今回の企画、お楽しみ頂けましたでしょうか。
OSもMS-DOS→Windows3.1→95→98→Me→2000→XP→Vistaと時代の流れに伴って絶えず進化しておりますが、
パソコンの性能もある意味、飽和してきている現在、
ユーザーがその目的によってマシンやOSを見極める良い時期なのかもしれません。
20万前後の新機種を選ぶという選択肢もあれば、
こういった比較的安価な商品で事足りるという選択肢もあるという事ですね。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
今回、ご用意させて頂きましたのは、テストに使用したSatellite 1850SA106P/4と、
比較機種として同メーカーのハイエンドモデルSatellite J10SA250P/5Xの2機種です。
電源ONから起動終了(ウェルカムセンター表示)までのスピードテストと、スタンバイ
機能をさらに進化させたVistaの新機能であるSleepモードへの移行・復帰を撮影した
ものです。
まずは、Satellite 1850SA106P/4
主要性能は…
Pentium3 1.06GHz
メモリ 512MB
グラフィック S3 SuperSavage IXC 16MB
起動完了まで約2分というところ。バックグラウンドで行われている処理量が増えて
いる事を考えれば、よくできているかと。
ちなみに、メモリを倍の1024MBにしてみたところ、20秒くらい速くなりましたので、
メモリを足せばVistaはまだまだ快適に動くのかもしれません。
次は、スリープへの移行から、再度復帰するまでのテストです。
今回の新機能スリープは、今まであったスタンバイ機能をさらに進化させたもので、
そのスピードと安全性がウリのようです。
Vista_sleep

スタートメニューのスリープボタン(赤丸の部分)のレイアウトから見ても、マイクロソフトはこれからのパソコンをスリープ主体の使い方に移行させたいようですね。
スリープへの移行、速いですねー。画面がフワッと暗転して終わり。なんだか不安な
ぐらいですが、復帰もスピーディでまさに家電感覚というノリですね。これは便利そうです。
では次に、比較実験としてSatellite J10SA250P/5Xの登場。



最近は中古といっても新型に負けないくらいのハイパワーモデルもあるんですよ。
主要性能は…
Pentium4 2.5GHz
メモリ 1024MB
グラフィック Intel852GM メモリ共有型 最大64MB
起動完了までわずか1分。速いですね!
マシン性能が高い事もありますが、起動に関しても
Vistaは従来のXPに比べ相当チューニングが施されているようです。
では最後に、スリープへの移行テスト。
これに関しては、もう充分というスピードです。
【ご案内】
Vista用のドライバが提供されていない場合などは、スリープ機能が使用できない場合があ
り、対応できないモデルもございますので予めご了承下さい。
今回のテストはこれまで。
また機会がございましたら、
お会いしましょう!!
マタネッ(^ー^)ノ~~Bye-Bye!

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