2005年7月24日、
関東では震度5強の地震があった。
その中に僕もいた。
どこか遠くから、ゴォーという振動音みたいなものが、最初はあった。
僕は、ビルの5階にいた。
それなりの揺れであった。
机の下にもぐろうとした。
が、今の自分。何もできない自分。
そのまま、死んでしまえば・・・。
などと一瞬思ったりもした。
(でも、ほんの一瞬だったのだろう)
しかし、きっと、その後、下敷きになってしまったり痛みがあったり、
何か、身体に苦痛が生じてしまったら・・・・。
“助けてっ”
と叫んだだろう。
いや、間違いなく、叫ぶ。
実際にこれまで阪神大震災や、新潟地震など、体験した方には、上記のような気持ちを、一瞬でも頭にめぐってしまったことを申し訳なく思います。
特に、2回ほどの揺れの後、自分の周りでは目立った被害がなかった。
これだけでも、とてもとても幸せなこと。
なのだろうに・・・。
約2時間30分後。
しかし、電車に乗ろうと駅に行ったら、多くの人や警察?。混雑していた。
僕は、なんだろう?何か被害があったのかな?と思い、警察の方に尋ねた。
「どうしたんですか?」
と弱々しく。
「山手線がとまってます」
とのこと。
わずかに動く他の電車に乗って帰路へ向かった。
どんどんギュゥギュゥになっていった。
各駅でヒトヒトヒト。
カメラもあった。
途中で乗換えをしなければならない。
その駅でもヒトヒトヒト。
電車も大幅に遅れている。
遅れている。そんなことはいい。
(急いでいる人はどうでも良くないだろうが、僕も・・。)
そして、通勤快速が各駅停車で動くことになっていた。
運良く、乗れた。
しかし、普通車両はギュウギュウ。乗り切れない。
そんな時、グリーン車といわれる車両があった。
疲れきっていた僕は、乗った。他にもたくさんの人がいた。
グリーン乗車代、払わなければ・・・。
こんな状況でも車掌さんが来たら払わなければ。
しかし、これだけ、多くの人が各駅で待っていて、身動きが取れない状況でもグリーン車はグリーン車なのか。
開放すれば、もっと楽なのに。
こんなでもお金なのか。
資本主義?
が、まだまだ、世の中や、JRはグリーン車代を回収する余裕があったのだろう。
もっと、大きな天災がきたら・・・。
お金で、空間を買っているという人も居るのかもしれない。
でも、それだけなのだろうか?
車掌さんが来なければ・・・。などと思っていた。
しかし、来た。
素直にどこからどこまでとないお金を出した。
中には、運良く?来る前に停車駅に着いた人も居るだろう。
安否確認している人もいた。
でも、こんな僕には、誰からも連絡がない。(続きを読んでください)
僕は、どうでもいいのだろう。
こんな僕は、どうでもいいのだろう。
いても、居ない。
とても、淋しい。空しい。悲しいよ。
他にも、いろいろと伝えておきたいのですが、今の、僕自身に
そのような力がエネルギーがありません。
いったい、僕は何が言いたいのだろう。
こんなブログ、誰も見てくれないのに・・・。
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