以前にも、
IEの同時接続数の変更で、
インターネットの高速化方法を記載しました。
≫IE同時接続数変更で高速化(レジストリ編集):IE8版
しかし、
既に時は過ぎ去り…。
OSもWindows7やWindows8(8.1も含む)となり、
さらに、
来年にはWindows10も発売される予定な昨今です。
基本的には同じなのですが上記方法では、
若干古いかと…。
そこで、
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Windows7、Windows8(8.1)においての、
IEの同時接続数変更による、
インターネット高速化方法です。
とその前に…。
基本的にWindows8(8.1)においては、
最適化を自動的にしてくれるので、
TcpAckFrequency(ACK)の設定以外は、
弄らなくても弄っても然程大差はないと考えられます。
が、
一応方法のも記載します。
HTTP 1.0とHTTP 1.1の同時接続数を変更する方法。
レジストリを弄るので、
必ず始めにバックアップをしてから実施してください。
「ファイル名を指定して実行」欄に、
regeditと入力後Enter押下します。
すると、
レジストリエディタが起動します。
そして、
レジストリの以下場所に変更を加えます。
HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Internet Settings
ここに、
以下の値を記述しDWORD値を設定します。
MaxConnectionsPerServerをDWORD32で作成します。
設定は10進数で「16」に指定します。
次に、
MaxConnectionsPer1_0ServerをDWORD32で作成します。
設定は10進数で「8」に設定します。
参考)
ちなみに、
私は16は20に8は10に設定しています。
次に、
一番メジャーな高速化方法であるRWIN値の変更です。
はじめに、
現在のRWIN設定値を確認してみます。
確認方法は、
コマンド・プロンプトにて、
以下コマンドを入力しEnter押下します。
netsh interface tcp show global
すると、
TCPグローバルパラメーターが一覧表示されます。
その中の、
「受信ウィンドウ自動チューニングレベル」
に着目します。
ここが、
normalであれば初期値です。
ここを以下5種類に変更可能です。
- disabled ( 自動最適化機能の無効 )
- normal ( 受信データサイズ = 規定値 )
- highlyrestricted ( 受信データサイズ = 規定値よりも若干拡大する )
- restricted ( 受信データサイズ = 規定値よりも拡大する )
- experimental ( 受信データサイズ = 規定値よりも極端に拡大する )
※experimentalは高確率でシステムが不安定になります。
※使わない方が無難かと思われます。
この5つの中で私が試した1番高速な値は、
highlyrestricted
でした。
highlyrestrictedに設定する方法は、
管理者権限のコマンド・プロンプトにて、
以下コマンドを入力してEnter押下します。
netsh interface tcp set global autotuninglevel=highlyrestricted
すると、
受信ウィンドウ自動チューニングレベルがhighlyrestrictedに変更されます。
また、
autotuninglevelに関して可能な値は、
下記のコマンドを入力後Enter押下にてオンラインヘルプで確認できます。
netsh interface tcp set global /?
次に、
TcpAckFrequency(ACK)を設定方法です。
上記同様に、
レジストリエディタを起動します。
その中に、
以下の部分があります。
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥Tcpip¥Parameters¥Interfaces¥ネットワークアダプタID
このネットワークアダプタID部分で、
DhcpIPAddressに、
192.168.*.*のアドレスがあるアダプタIDを探します。
(基本的にルータのIPアドレスです。)
TcpAckFrequencyという項目を作成して、
DWORD32で設定値は16進数で【1】を作成します。
これだけでも、
通常設定されているネットワークのディレイ(遅延)時間を減らせるので、
かなりの効果が得られると思います。
以上、
概ね最新版でした。
追記)
現在、
最大60000円キャッシュバックキャンペーン中なので、
これを機にプラン変更もしくは、
新規申し込みをが1番なのかもしれません。
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