Microsoftがこれほど早い時期に、
次期Windowsに関する情報をここまで公開するのは初めてのことだ。
これは、同社が顧客とパートナー企業に対する情報共有を検討し直した結果だという。
これによって、より良い製品を開発できるだけでなく、製品の出荷予想をより正確にすることができるとしている。
引用元⇒INTERNET Watch
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米Microsoftは、次期Windowsに関する情報を明らかにし始めた。同社ディレクターのChris Flores氏が27日、Windows Vista公式ブログにおいて、現在公表できる情報を掲載した。
それによると、Microsoftは現在、Windowsの次期バージョンの開発を行なっており、名称は「Windows 7」と呼ばれる。Windows 7は、Windows Vistaに次ぐメジャーアップデートとなる。
Windows 7のために新しいカーネルは開発されない。これまでWindows Vista、同SP1、Windows Server 2008へと改良されてきたアーキテクチャがそのままWindows 7でも継承されていく。
Windows 7では、Windows Vistaに導入されたアーキテクチャとコンポーネントモデルが改良される。しかし、このことによってユーザーエクスペリエンスや、アプリケーションおよびハードウェアの互換性が影響を受けることはないという。Windows Vista推奨ハードウェアでそのまま動作し、Windows Vistaで動作するアプリケーションとデバイスはそのままWindows 7でも動作する。
Microsoftがこれほど早い時期に、次期Windowsに関する情報をここまで公開するのは初めてのことだ。これは、同社が顧客とパートナー企業に対する情報共有を検討し直した結果だという。これによって、より良い製品を開発できるだけでなく、製品の出荷予想をより正確にすることができるとしている。
情報共有に関するポリシーの変更はすでに行なわれており、Microsoftのパートナーであるソフトウェア企業やハードウェア企業と、Windows 7の予備的な計画について非公開の情報共有を数カ月前から行なっているという。
また、MicrosoftのWindowsおよびWindows Liveエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントであるSteven Sinofsky氏は、次期Windowsに関するインタビューを米CNETに対して行なったと説明している。
計画では、Windows 7はWindows Vistaの発売から約3年で出荷できる予定で、現在もその予定通りに進んでいるという。出荷前には、フィードバックを得るためにアーリービルドが公開される予定だが、ベータ版の時期や計画についてはまだ公開する段階にはないとしている。
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